シンポジウム 2 講演 5

デジタル(半導体検出器)PET

堀越 浩幸(群馬県立がんセンター 放射線科 診断部)

[抄録]
従来のPETは存在診断には優れていたが,低解像度のため,がんの浸潤度評価は困難であった.しかし,半導体検出器搭載のPETでは,高分解能の画像取得が可能になっている.さらに息止めによるPET画像の収集も可能になりがん進展度評価,リンパ節の転移診断に寄与している.本講演では,半導体検出器搭載PET-CTの特徴,有用性について報告し,MRIなどの他モダリティとのfusion画像作成についても紹介したい.

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